【第9夢】ドリームネット回線『妄想と五感の接続』

どうも…このブログを始めた時に、メイン記事は黒猫の画像を使おうと心に決めていたのにすっかり忘れて黒猫以外で作ってしまったので、左下に僕が描いた黒猫の画像を張り付けてごまかそうとしているカズです。

突然ですが、皆さんは夢に入った時に夢と現実の『区別』ってできますか？

明晰夢と長く付き合ってきた人なら感覚で区別出来る人もいるでしょう。

でも…

そんな人でも、改めて夢の世界をじっくりと観察してみてください。現実と夢はどう違うのか？

特に『視覚』に重点を当てて夢の中を観察してみるんです。

するとどうでしょう？

改めて夢の世界を『視覚』に重点を当てて観察してみると、慣れているはずの夢の世界が現実と『区別』が出来ない程リアルな事が解ります。

これは明晰夢に入っていたとしても、視覚に集中して夢を観察しないと解りづらいです。

夢の中は、例え明晰夢だとしても100%脳が通常の状態に戻った訳ではありません。後々ブログで書きますが、現実と夢の中では脳の働きが違います。
色々と実験してきたので詳細は更新を待っていてください。

簡単に説明しますと、明晰夢中であっても意識が多少ボンヤリとしている状態になっているんです。
なので、意識して『視覚』に集中する事で景色がハッキリと写し出されるんです。

頭では夢の中だと知っていても、あまりにも景色がリアルすぎて現実だと疑ってしまう程…

僕はその光景が楽しくて、色々と夢の中を観察してみたんです。夢の中のストーリーは完全に無視し、ただただ夢の中を見て回りました。

そして……『新たな発見』と遭遇したんです。

…今回はそんなお話し。

夢の観察

先程も言いましたが、夢に慣れてくると夢と現実の違いを感覚で区別出来るようになってくるんです。

では…

その区別出来る『違い』とは何なのか？

ただ単に『感覚』と言われても解りませんよね？僕もそこが疑問になり『言葉で説明できる違い』を求め、夢の中を観察することにしたんです。

僕は直ぐに準備に取り掛かり、夢の世界の調査に行きました。

先ず夢の世界に入った僕は、周りの全てを『観察』しました。
夢の舞台は海岸沿いの道路。
僕ともう１人(知らない人)でドライブをしていました。
晴れた空、太陽に照らされてキラキラと輝きを見せる海、わたあめのような大きい雲。自分達が半袖だったので、たぶん季節は夏だと思います。

『うわぁ～海キレイだな～…』

ここでまでは夢だと解っていました。あまりにも海が綺麗だったので、僕は『視覚』に重点を置いた観察をしていました。…そして、しばらくしてとある疑問が出てきたんです。

『…………あれ？……これ…現実との違い………なくね？』

自分の右手を見て、左手を見て、周りの車を見て、また海を見て…

『……これ夢だよね？』

あまりにも現実と大差のない景色に夢に居ることに自信がなくなってきました。
頭ではここが夢の世界だと理解してるんです。でも疑ってしまう…。

それ程までにリアルゴールド！

『視覚』に集中して夢の世界を見てみると、ここまで鮮明に見えるものなのか！？

僕は新たな発見に楽しくなってしまい、夢中で観察していました。

すると…

僕はその過程で、『新たな発見』と遭遇してしまったんです…。

ラグ(遅延)

突然ですが、僕は何となく感覚で『夢から覚める』前兆が分かるんです。
たぶん脳の前頭葉にある前頭前野の働きが正常に戻っていく感覚なんだと思います。

前頭葉の前頭前野の働きについて詳しくは『【第7夢】夢に入る瞬間教えます！夢の深海ツアー！』をご覧ください。

夢の中にいる時の脳の感覚から、現実の脳の感覚に戻る感覚。
いままで何千…何万と明晰夢を繰り返してきたので、脳がその変化を覚えてしまっているんですね。

そして、その感覚が今回の夢の中でも出てきました。

『あ～…そろそろ終わりかな～…』

少し残念な気持ちでいたその時です！僕は見逃しませんでした！

僕が動かしていた手が、少しだけ遅れたんです。時間にして0.2秒程でしょうか？自分の感覚よりも手が遅れて後からついてきました。

オンラインゲームなどをプレイする人なら分かると思いますが、『遅延(ちえん)』って言葉を知っていますか？

例えば、オンラインゲームでジャンプのボタン押すとします、でもインターネットの環境があまり良くないと、ボタンを押してから時間差で画面上のキャラクターが遅れてジャンプをしたりします。
これが『遅延』です。

僕は昔から格闘ゲームが好きだったので、この『遅延』に悩まされたものです(笑)格闘ゲームは0.1秒が命取りになるゲームですので回線が悪いとやってられません。

…まぁ格闘ゲームの話はここまでにしますか…話が進まなくなってしまいますね(笑)すいません…

とにかく、夢の中で遅延が発生したんです。

それから僕は『遅延』が気になってしまい、偶然なのか？それとも何か意味があることなのか？
確かめてやろうと思いました。何度か明晰夢に入り、起きる瞬間を観察したところ、確かに何かしらのラグや違和感を感じたんです。

手が遅れたり、目線で下を見ているつもりが見えなかったり、体がうまく動かせなかったりだとか…何かしらの様々な影響がありました。

皆さんは夢の中で『殴り会いの喧嘩』した事ありますか？たぶん男性の方のほうが見たことあるって人多いと思います。その夢で『相手を殴りたいのにうまく体を動かせない』なんて事があったりします。

その原因、たぶん夢から覚める前だったからです。

僕も一応検証してみたんです。何をしたかと言うと、起きるまでずっと『北○百列拳』をしてました(笑)

すると、やはり覚める前は動きに少し変化が出たんです。
動きが鈍くなったり、映像が少し遅れたり、見ている方向が固定されたり…

思い通りに動かない感じを何かに例えるなら…、コックピットで壊れかけのロボットを操縦している時…みたいな感じですかね？思い通りに動いてくれないんです。

…そして僕は思いました。

これ…インターネット環境の様に、『何か』に接続して、それが切れかかってるから起きている現象だよね？……と。

つまり…

『何か』に繋がる事によって現実の様なリアルが生まれ、その『何か』との繋がりが途切れかけると今回のようなラグや遅延が発生する。

僕が思うにその『何か』とは、たぶん『五感』なんだと思います。

脳内で作り出したベースとなる映像(妄想)に、視覚が接続されると現実と見分けがつかないくらいの映像になる。確かに深度20%と30%では映像のリアルに天と地ほどの変化があります。

前にも話しましたが、20%から30%へ切り替わる時、意識が水面の中に沈む感覚があるんです。

深度について詳しくは『【第7夢】夢に入る瞬間教えます！夢の深海ツアー！』をご覧ください。

今まで僕のブログで話してきた現象だと、まず先に『視覚』が一番に妄想に繋がっている事になります。

順番があるって事は、神経の類いで、脳に近い順から繋がっていく事になるんじゃないでしょうか？
目の神経、舌の神経、耳の神経、手足や皮膚の神経。

五感に接続なんてせずに、全て脳内で完結させられるなら順番なんて関係なしに１度に五感全てを再現できるはずです。

つまり…脳内で作り出された妄想に神経を通じて五感を繋げているとしたら…

潜る感覚は、神経を通って五感に繋がっていく感覚…？
だとすると神経の通り道は脳幹…？

まぁ…

脳を調べる高価な機械もなければ、専門家でもないのでね…考えてもそこは僕には解りませんね…。ただの考察です。

でも…

でもです…。

食べて、聴いて、見て、触れる、現実の世界と見分けがつかない位のリアルな世界を、脳が作っているのは紛れもない事実なんです。

『…え？たかが夢のはなしでしょ？』

って、思う人もいると思います。

これをスゴい事と思う人もいれば、気にもしない人もいるでしょう。別にどちらかが正解なんてことはありません。

…ただ僕は、この皆が当たり前の様に出来ている『夢』って現象をスゴい事だと思ったんです。

仮想現実

『この世界は仮想現実である』…って説があるのを皆さんご存知ですか？

偉い学者が言うには、この世が仮想現実だと、色々なことに説明がつくらしいです。

僕は自分の生きている世界が『仮想現実』だなんて正直信じたくないです。

でも…

今後の技術の発展を考えると、仮想現実は100%あり得る話です。

実際に夢なんて『仮想現実』を作ってしまっている『脳』があるわけですから、現実的に考えても今後の技術の発展次第では実現可能でしょう。

五感があり、そこが現実と感じてしまう程リアルな世界。途方もない空想論なら、僕もただのオカルト話として楽しく話を聞いてました。

でも…脳科学が発展し、更に脳の機能や働きを発見していったら、必ず仮想現実は作れます。だってもう既に夢で体験してますからね。出来ると言っているようなものです。

かつてジュール・ヴェルヌという作家もこう言いました。

『人間が想像できることは人間が必ず実現できる』

僕もまさにその通りだと思います。

まぁ…その理論だと

学者達が言っているように、この世界が既に『仮想現実』って可能性も0%ではないですよね(笑)

僕は信じたくないですけど(笑)

まとめ

興味の対象が二転三転してしまい申し訳ないですね。

最初に調べていた『区別』出来る違いなんですけどね、視覚に集中したら現実と夢の『区別』が、出来なくなっちゃいましてね(笑)夢に慣れてる僕ですら現実だと疑うほどでした。

視覚に集中しなければ、区別がつけられるんですけどね。

これは夢の中を観察することで得た感覚……つまり『慣れ』です(笑)

昔にテレビでヒヨコの雄雌の判別めっちゃ早い人って見たことあるんですけど、あれと同じです。メチャクチャ常人離れした技を持っている人も結局は経験を重ねて慣れてきたんです。

最初から出きる人なんていません。みんな経験を重ねながら慣れていくんです。ヒヨコの判別してる人も最初はアタフタしながら先輩に怒られていたに違いありません(笑)

肝心なのは『観察』する事と、それを『比較』する事です。

観察と比較、これは本当に重要です。

今後このブログで教える、明晰夢や現実で覚えられる色々なスキルを身に付けたい人は絶対に覚えて後悔はしないです。

常日頃から『観察』と『比較』は癖にしておいた方が役にたちます！

簡単に言うと、AとBを観察してどこが違っているのか比較するだけです。これを様々な物事に当てはめて癖にします。

これを生活に取り入れて、日頃から意識するかしないかで、今後の成長度合いに差がつきます！一見意味のない行動にも見えますが、明晰夢の上達にも繋がるんです、これも後々ブログに詳しく書いていくので安心してください。

伝えきれてない事ばかりですが、今回はここ迄にしたいと思います。

次回のメイン記事は、第1夢～第9夢までのまとめ記事を書きたいと思っています！それじゃまた！