【第5夢】明晰夢のメリットその２

どうも、タコ焼きは僕の好きなものベスト5には入ってるね！と言っているのに１位～5位まで何も決まってないなカズです。

今日は明晰夢から得られるメリット(その２)について話していきます。

突然ですが、皆さんが明晰夢を見れるようになったと仮定します。そうすると、皆さんの感覚にも段々と変化が訪れます。明晰夢を見る回数を重ねれば重ねる程、脳が明晰夢に慣れていき、夢の中の感覚を覚えていきます。

それに伴い『普通の夢』を見た時も、夢の内容を忘れにくくなっていくんです。
『普通の夢』とは、夢だと気がついてない時の夢ですね。

慣れてくると、夢の中で味わった感情、行動、考えなどを細かく覚えていられます。そして、これこそが新たな醍醐味なのです！

明晰夢ではなく…

『普通の夢』を見ることが最大のメリットに繋がっていきます。

『普通の夢』

皆さん『普通の夢』の中では、そこが本当の現実の世界だと思い込んでいますよね？

例えその世界の人、物、価値観、気候、法律、何もかもが僕らの知っている世界と違っても、そこが自分の生きている世界だと勘違いしてしまうんです。

夢の中では何でも有りなんです。どんな出来事が起きても、それが当たり前…それこそが真実だと勘違いする世界。…面白いですよね。

頭の中の『常識』はいったい何処へ夜逃げしてしまったのか(笑)

現実の日常生活の『あり得ない』がなくなります。

でもそれは…

言い換えれば、どんなことでも擬似体験ができるという事。
その夢の中が現実だと思っていれば、どんなあり得ないシチュエーションでも、そこが『今の自分』にとっての現実なんです。
そして先程も言いましたが、明晰夢で脳を慣らしておけば、その夢で見た記憶や感情を現実に持ち帰ることが出きるんです。

僕のブログは、明晰夢で自分の生きている今に、メリットとなる事を持ち帰り成長する、という目的があります。

僕が今まで経験した色々な夢の中で、皆さんに是非とも体験してもらいたい夢があります。
それでは『体験する事で成長できる夢』の事例をいくつか教えます。

今回は内面的成長です。

『自分が明日死ぬ夢』

成長できる夢…それは…

日常では体験できてない事や、体験したら『後悔』する出来事です。

『後悔』…と聞くと一見ネガティブな印象はありますが、これは人生に置いてかなり貴重な体験なでんす。

このブログを見ている人の中にも、『実際に物事が起きてしまってから気づかされる』…なんて体験をしてる人もいると思います。良い事ならそれはいいでしょう…。

でも…

悔やんでも悔やみきれない…、あの時こうしておけば、あの時こうだったら…

などの悪い出来事だったら……後悔しても遅いですよね？後になってタラレバを言っても後の祭り。起きた出来事はやり直しはききません。

でも！
しかし！！
だけれども！！！

夢だったら後悔してもやり直しができます。だって夢ですから。

いまいちピンとこない人に分かりやすい話をします。

もし『明日自分が死ぬ』としたらとした貴方はどうしますか？

百聞は一見にしかず。

どんなに頭の中で『明日自分は死ぬ』と考えても実際に体験していなければ本当に『明日自分は死ぬ』感情にはなれません。

名役者のように、役に入り込み『明日死ぬ人の役』を本当に演じきれたのなら話しは別ですが、普通に考えて一般人には到底無理な話。

ですが、明日死ぬ夢を実際に見て、現実と同じように感じ、何を考え、その時の感情を忘れずに心に残したまま夢から起きれたらどうでしょう？

僕は実際に『明日死ぬ』夢を体験して『今のままじゃ死ねない…！』と強く思いました。

昔、ふざけて友達に『明日死ぬとしたらなにをする？』なんて質問をしたことがあります。

友達はこう答えました。
『う～ん…明日死ぬなら好きなことをして過ごすな～』

僕も同じような答えでした。

ですが、いざ自分が夢の中で明日死ぬ状況に立たされた時に感じた感情は『絶望』でした。

• 何をしても明日には終わってしまう虚しさ。
• 自分が今考え、感じている自我がなくなる悲しさ。
• 明日までという急なリミットの絶望感。

これは体験した人にしか分からないと思います。今思い返しても、まるで『ヒモ無しでバンジージャンプの台に立たされた』気分になります。

夢の中で僕は、とにかく泣きました。何も出来ませんでした。

物事は自身で体験してみるまで、どんな感情が自分から出てくるかなんて分かりはしないんです。いくら頭で考えようと、それは『分かった気になっている』だけなんです。

百聞は一見にしかずという言葉の重みを改めて知りました。

そして、夢から醒めてからの心からの安堵と『今のままでは死ねない』という想いが強く僕の心に残りました。

死ぬ前を経験したことで、今の人生のままでは死ぬ時にまた『後悔の感情』に飲み込まれてしまう…。そんな死に方は嫌だ…と強く思いました。

今もこの時に感じた気持ちは僕の心の指針の一つになっています。

『後悔したままでは死ねない！！！』そう思えると何だかんだで色々と頑張れたりします(笑)

もう一度いいます。

これは本当に貴重な経験なんです。出来ることなら、皆さんにも体験してもらいたい。見る前と見た後では、世界が変わります。もちろん良い意味で！

あと役者を志す人は、是非とも体験してほしいです。僕は専門外なので偉そうな事は言えませんが、きっと役の幅が広がるんじゃないでしょうか？

夢は様々な体験が出来ます。実際に体験した事なら、体験したことのない人より演技の厚みが格段に違うでしょう。明晰夢に慣れて、普通の夢の内容がより鮮明に覚えられたら、他の人より人生の経験の差が段違いに多くなります。

『家族…もしくは親しい人の死』

両親もしくは親しい人が死んでしまったら…。

長く生きていれば、誰かが死んでしまう事はしょうがない事ですよね。

寿命…事故…病気…、人がいつ死んでしまうかなんて分かりません。

• もしかしたら明日、彼女が車に跳ねられて死んでしまうかもしれません…。
• もしかしたら明日、母親が心臓発作で帰らぬ人になってしまうかもしれません…。
• もしかしたら明日、大きい地震が起きて沢山の友人が瓦礫の下敷きになるかもしれません…。
• もしかしたら明日、自分の子供が遊びに行ったきり行方不明になるかもしれません。

今この、生きている瞬間でさえ、全ての起こりうる出来事は０％ではないんです。

死んでしまった後に『もっと優しくしてあげれば』とか、『親孝行しておけば』などと言っても遅いんです。

誰しもそんな風に後悔はしたくない筈です。

でも…人は、色々な性格の人が沢山いますよね。

頭では分かっていても、どうしてもプライドや色々な日々の積み重ねが邪魔をして、急には素直になれない方もいると思います。

親しい人が死んでしまうかも…と考えても『そんな事起きないよ』と、心のどこかで思ってしまい、イマイチ実感が沸かない。
そして実際に物事が起きてしまってから焦り…後悔する…。

そんな方もいるんです
僕もそのタイプの人でした…。

でも…

いざ夢の中で親や恋人や親友が亡くなってしまう体験をしたら、いかに自分のプライドや価値観がちっぽけで無意味なものなのかが、その時になって分かります。

側に居てくれる人のありがたさや温かさ、そして自分にとって何が大切なのか？

死んでしまってから悔やむより、生きている間に優しくしてあげた方が確実に後悔だけはしません。

『実感しないと分からない』という性格の方は、夢の中で１度体験する方法をオススメします。

自分と親しい人、この２つの死はどう足掻いても現実では取り戻せません。
後悔せずに体験するとしたら夢でしか
体験できません。

自分自身の心の成長。

他人に対する心の成長。

成長すると、世界が少し広くなりますので…是非。

『その夢どうしたら見れるの？』

ここで一つ疑問が出てきませんか？

その夢はどうしたら見れるの？と…

正直に言います。

運です。

でも『普通の夢』は深層心理が深く関わっていると言います。

皆さんの心の中にある『他者への想い』

親、友人、彼女、彼氏、妻、旦那、子供達、普段感謝を言いたくても言えていない人も、
このブログをみた事で、心の片隅に少しでも今回の話がポジティブに残ったのなら、必ず見れると僕は確信しています。

後は気長に待っていてください。

見れるまでに何日…何ヵ月…何年かかるかは分かりません

でも

その大切な『普通の夢』を覚えていられる脳になっていれば、その待っている間も決して無駄にはなりません。

人は十人十色ですから、一概にはいえませんが、アグレッシブな人なら睡眠は無駄な時間！寝ない体が欲しい！なんて考えた事のある人もいるでしょう。

大丈夫です！睡眠も無駄な時間にはなりません！

皆さんは今までの人生で多くを学び、多くを経験し、皆さんだけの何かしらの『想い』が胸の片隅にあるはずです。

• 挫折から立ち直った時
• この人を愛すると決めた時
• 何かを頑張り抜いた時

でも…

僕たちはどう足掻いても、良くも悪くも『忘れる』生き物です。

• どんなに感動した景色も…
• どんなに燃え上がった恋愛も…
• どんなに誓った意志も…

生きている以上、仕事をしてお金を稼いだり、友人と揉めたり、寝不足になったり、何かに失敗したり、失恋したり、怪我をしたり、病気になったり、上司に怒られたり…堕落した生活をしたり…仕事に追われたり…

その他にもストレスの多い現代社会…、様々な要因が日々皆さんの感じてきた素晴らしい想いも感動も、磨り減らして見えずらくしていきます。

気がついた時には、その時の感情を思い出せなくなっていた……なんて事ありませんか？

でも僕は言いました。
大丈夫、安心してください。
無駄にはさせません。

脳が、夢が、思い出させてくれます。

もし自分のパートナーに恋愛感情が薄くなってしまっている、もしくは長くパートナーに恵まれず、恋愛が遠く感じてしまっている

そんな時に恋愛の夢をみると

はぁ～…と良いため息が漏れるくらい
忘れていた胸のトキメキが蘇ります。

その思い出した想いを、どう活かすかは皆さん次第ですけど、何か良いキッカケになってくれるはずです。

このように、皆さんの忘れかけた大切な感情を、また思い出させてくれるのが夢なんです。

最初にも言いましたが、これは明晰夢に慣れて『普通の夢』を覚えていられる脳になるのが条件です。感動する夢を見ても、忘れてしまっては何の意味もありません。

もし脳が慣れていなければ、感動するのは夢の中だけで、現実には持ってこれない時が多いです。せっかくのチャンスを現実に活かせないのは勿体ないですよね。

人は時に『想い』という燃料で信じられない程のパワーを発揮出来る生き物です。夢はそのキッカケを手助けしてくれる補助装置だと考えてもいいでしょう。

最後に…

さて、どうでしょうか？

これだけでも人生に置いて明晰夢はメリットがあると僕は思うのですが、皆さんはどう思いましたか？

まだまだ他にも沢山メリットはあるのですが今回はここ迄にしておきます。今後の話しに合わせて他のメリットもお伝えしますので楽しみにしていて下さい。

それでは、今日はここまで。

次回のメイン記事は『【第６夢】明晰夢のデメリット（その2）』です！なんか今回の第５夢の記事がデメリットみたいな雰囲気も出てましたが（笑）次回が正真正銘のデメリットです！お楽しみに！……………………デメリットを『お楽しみに！』って言うのも何か変な気持ちがしますね（笑）